引き留めへのウルトラCはスーパー出来高!?

 中日西川球団社長が27日、退団濃厚となっているウッズ問題に関し、あくまで一般論としながら高額出来高設定プランを披露した。「2億円で契約するより1億プラス出来高2億円で契約したほうがいい。出来高を高くすれば球団にも選手にもメリットがある」。再契約には今季700万ドル(6億6500万円)の高年俸がネックで、これまで交渉をしない可能性も示していた。

 西川球団社長は28日にも落合監督と会談し、ウッズ問題について話し合うもよう。「経営内容に見合った資金しか注入できない」とも話し、依然再契約へのハードルは高いが、打率2割7分6厘、35本塁打、77打点の戦力が捨てがたいのも事実。コストパフォーマンスの問題が出来高でクリアできれば、来年もユニホームを着ることになるかも…。