阪神は22日、大阪市内のホテルで横浜からフリーエージェント(FA)宣言した三浦大輔投手(34)と中1日で2度目の入団交渉を行った。提示条件も3年12億円だったことが判明した。三浦は近日中にも横浜と最終交渉し、今月中にも阪神入りを表明する。

 ホテルの高層階から、右腕にとっては懐かしい関西の景色が広がる。「あれが甲子園」「明石大橋も見える」。横浜に負けない海と山のパノラマ。そして初参加の南球団社長が言った。「今年は我々、ファンも悔しい思いをした。来年はぜひとも優勝したい。そのために力を貸してほしい」。約1時間の会談で、ストレートな口説き文句をぶつけた。提示条件は当初、3年総額11億円とみられていたが、3年総額12億円だったことが判明した。

 三浦はこの日は胸の内を明かさず、あらためて感謝の言葉を並べた。「(返事は)していません。優勝に力を貸してほしい、と言われ、ありがたいなという気持ちです」。そして近日中にも横浜と最終交渉に臨むことを明言。「今月中にはしっかりとした答えを出したい。あまり引っ張っても、いろんな方に迷惑がかかるので」。阪神との交渉は今回で事実上、終了。次に会うときは、契約内容の細かい確認作業の場となる見込みだ。