日本ハム・ダルビッシュ有投手(22)が高校生の教材になる。09年度版の英語教材「EARTHLINER(アースライナー)09-10」(数研出版)で、ダルビッシュが紹介されることが30日、分かった。毎年発行される同教材では、国際性、話題性のある著名人を取り上げているが、プロ野球選手で登場したのは過去にマリナーズ・イチローのみ。日本のエースの活躍は、野球界の垣根を越えた。

 日本のエースが授業にも登場する。高校生(特に1年生)向けの英語教材で、ダルビッシュを取り上げることに決めた数研出版の担当者は「ダルビッシュ投手は高校生にも人気があり、年齢も近い。北京五輪やワールド・ベースボール・クラシックなど、国際的にも活躍されていますから」と説明した。

 ダルビッシュが紹介されることになった「EARTHLINER(アースライナー)」は、生徒が興味を持ちやすい話題や時事問題を英語で紹介する読み物。毎年話題のスポーツ選手も登場し、今年度は五輪イヤーだったこともあって水泳の北島康介、バドミントンの「オグシオ」こと小椋久美子、潮田玲子ペアが取り上げられた。国際性や話題性が選考基準であることから、同担当者によれば「野球選手では過去にイチロー選手があったくらい」。WBCでチームメートだった世界のイチローに肩を並べた。

 全32ページのうち、見開き2ページで登場。「日本のエース-ダルビッシュ有」と題され、高校時代に甲子園に4度出場していること、06年に12勝を挙げてチームが日本一に輝いたこと、さらに昨年の北京五輪、今年のWBCで活躍したことが、英文となって掲載されている。

 約4万部が発行され、全国の高校の授業で使用される予定。WBCで胴上げ投手となり熱狂の立役者となったダルビッシュが、今度は教材となって英語の授業を楽しく盛り上げる。【本間翼】

 [2009年3月31日9時39分

 紙面から]ソーシャルブックマーク