横浜が軸の2投手を1カードに集中させて一気に勢いに乗る。2日、横浜スタジアムでの投手指名練習に背筋痛、右ひざ痛などで2軍調整を続けていた寺原隼人投手(25)が合流。3日からの広島3連戦で先発復帰する見込みで、同カードに先発予定のエース三浦大輔投手(35)と2枚看板で上昇気流に乗っていく狙いだ。

 2連勝で本拠地横浜に帰ってきたチームには朗報だ。寺原は4月22日の広島戦(横浜)後に故障し、約2カ月ぶりの1軍。「まだ(練習は)先発投手だけなんであまり感じませんが、久々なんでいつもよりは緊張すると思う。体は大丈夫です」と話した。野村投手コーチも「キャッチボールでも強い球が来ていた」とうなずく。低迷からの脱出へ、寺原が救世主になる。

 [2009年7月3日7時33分

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