今季インディアンスでプレーした元ロッテの小林雅英投手(35)の巨人移籍が1日、決定した。1年契約で推定年俸5000万円プラス出来高、背番号は「30」に決まった。日米通算233セーブを稼いだ名クローザーは、都内ホテルで「自信がなかったら、今日ここでサインしていない。いいパフォーマンスを出せる」と入団会見。分厚い中継ぎ陣に割って入り、通算250セーブ到達での名球会入りを視野に入れた。

 質問がセーブ数に及ぶと、小林は大きな目を見開き言った。「250セーブへの意識がないと言えば、うそ。だが野球人として、一番先に考えることは勝つこと。1度しか味わっていない日本一になりたい」。一気に吐露した言葉に、素直な思いが詰まっていた。

 大ぶろしき、とはいかない。豊田、山口、越智、クルーン。12球団一の安定を誇るブルペンに名を連ねることが容易でないことを、百戦錬磨の右腕は知っている。新天地で競争を勝ち抜き、フォア・ザ・チームに徹し抜いてこそ、名球会投手への道が開ける。出来高は満額で1億円。かかる期待を受け止め「来オフを楽しみにしっかりやる」と結んだ。【宮下敬至】

 [2009年12月2日7時58分

 紙面から]ソーシャルブックマーク