昨季まで楽天で3年プレーした林恩宇投手(28)が4日、台湾プロ球界に復帰することになった。昨年末に行われたドラフト会議で、兄弟から全体1位で指名され1年契約を結んだ。楽天では右肩痛の影響で1勝に終わったものの、06年には台湾リーグで最多勝など投手3冠に輝いた実績がある。同リーグはオフに発覚した八百長事件の余波で選手が大量解雇されており、兄弟は林を含めドラフトで19人を補充。昨季Vの統一は新戦力として、08年5月にドーピング違反で巨人を解雇されたルイス・ゴンザレス内野手(30)、08年まで横浜でプレーしたマット・ホワイト投手(32)を獲得した。(台北=東宏二通信員)

 [2010年1月5日7時50分

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