<阪神0-3巨人>◇7日◇甲子園
阪神は7日、くも膜下出血のために死去した巨人木村拓也内野守備走塁コーチ(享年37)の冥福を祈った。巨人2回戦の試合前には両軍がベンチ前に整列して、甲子園球場全体で黙とうをささげた。また阪神と巨人の両球団旗を掲揚台に半旗として掲げた。真弓監督は「残念としかいいようがない」と沈痛な表情を見せた。
木村拓コーチと広島時代で一緒だった金本、新井、岡野手チーフコーチは喪章をつけて試合に臨んだ。金本は「奇跡を信じていたのですが、突然の事で、まだ信じられませんし、信じたくありません。ショックです。謹んでお悔やみ申し上げます」と胸の内を明かした。悔しい思いは新井も同じだった。「奇跡を信じて祈ってましたが、悲しいばかりで、今は言葉がありません」。悲しみの2人は、巨人西村の投球の前に沈黙した。最終回に連続で四球を選んで出塁したが、勝利には結びつかず。ともに3打数ノーヒットで、同コーチに勇姿を見せることはできなかった。訃報(ふほう)と今季初の完封負けに、試合後も表情は暗いまま。新井は「また明日です」と口数も少なかった。
[2010年4月8日11時49分
紙面から]ソーシャルブックマーク




