<阪神4-9オリックス>◇5日◇甲子園

 城島健司捕手(33)が、するすると二塁に到達した。5点ビハインドの9回2死一塁で桜井への2球目にスタートを切った。点差が開いていてオリックス側は一塁ベースにつかず、守備行為を示さなかったため、公式記録にも盗塁は記録されなかった。前日4日に大量点差での藤川俊の二塁進塁に憤慨したオリックス岡田監督をまた苦笑いさせた。

 城島は「普通です。岡田さんが言っているのはたぶん負けているチームに勝っているチームがしたことでしょ。勝っているチームが譲るランナーに対しては、アメリカであろうが、日本であろうが、みんないき(走り)ますからね」と何事もないように説明した。

 城島が言うように、この日はオリックスが5点リードしている状況。それでもみようによっては「挑発返し」ともとれる意味深な“スチール”で岡田監督は2戦連続でちくりと批判することを忘れなかった。「またやりよったな。笑われるよ。(阪神の)野球が変わってきている」とダービーマッチの最後に言い残した。

 [2010年6月6日10時36分

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