<阪神3-2ヤクルト>◇7日◇甲子園
阪神マット・マートン外野手(28)が「左腕キラー」ぶりを発揮した。1打席目にヤクルト先発左腕中沢から右中間を破る二塁打を放つと、続く2打席目には1死一塁から好機を拡大させる左前打。2死二、三塁で回ってきた3打席目は遊ゴロに倒れたが、今季の対左腕打率を4割4分6厘まで引き上げ、チームの3カード連続勝ち越しに貢献。今日8日の先発予想はまた左腕の加藤。左投手先発なら21勝7敗1分けのチームには、何よりこの3番打者の存在が頼もしい。
「(中沢は)初対戦だったけど、スコアラーの情報もあったし、積極的にいこうと思っていた」。打率も4試合ぶりに3割5分まで回復。試合のなかった中日和田を抜いて、1日で首位打者に返り咲いた。「それは気にしない。結果も大事だが、今は1打席1打席でどういうスイングをしているかが大事」。浮かれることのない男は4打席目にも中前打を放ち、今季11度目の猛打賞を完成させた。
5日に監督推薦で球宴出場を決めた後、2試合連続安打。これでシーズン217安打ペースと、このまま行けば日本記録更新も夢ではない。ただ、自身の記録以上に同僚ブラゼルの球宴出場を懇願。「彼は球宴に選出されるだけの結果を残している。何とか選ばれるように、ファンの方も1票投じてほしい」。60回大会の特別選出「最後1枠」への投票を訴えた。
[2010年7月8日11時8分
紙面から]ソーシャルブックマーク




