中日浅尾拓也投手（２６）が、年明け早々に、来季から統一される新球対策に乗り出す。フォークやパームという「抜く」ボールを決め球としている浅尾にとっては従来のものより滑りやすいと言われる新球は少し気がかり。これまでより反発係数が抑えられるため、飛ばなくなる設定だが、投手がコントロールミスすれば意味がない。
１１日、実家から近い愛知県知多郡で野球教室を行った浅尾は、来季から統一されるボールについて「慣れれば大丈夫ですし、投手有利になると考えていますが、年明けから早めに感触を確かめてみたいと思います」と話した。自主トレ開始と同時に新球を使い、順応していく方針だ。
［2010年12月12日10時8分
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