巨人山口鉄也投手(27)が23日、出場選手登録を抹消された。左胸に張りを訴えたためで、前日22日に都内の病院で精密検査。軽症と診断され、再登録に最低限必要な10日間で復帰を目指すことになった。この日は東京ドームで全体練習に参加。別メニューで調整した。「(治療は)トレーナーの方にやってもらってるので。万全にして戻ってきたい」と、静かな口調で話した。

 08年にセットアッパーに定着して以降は、初めての抹消となった。2年連続で70試合以上に登板するなど、救援陣の絶対的存在。今季は守護神を任されたが、ここ2試合は救援に失敗していた。20日の阪神2回戦(甲子園)はベンチ外となるなど、万全の状態ではなかった。

 チームにとっては痛い離脱だが、川口投手総合コーチは「(張りの)状態は軽いです。ロメロ、久保も調子がいいので、そういうところで臨機応変にやっていきますよ」と話していた。原監督も「(山口に)少し時間を与えて、早めに戻ってくれることを願ってます」と、シーズンの先を見越して前向きにとらえた。今日24日に1軍に合流予定の越智も状態が上がってきており、投手陣全体で守護神の穴を埋めていくつもりだ。