昨季11勝を挙げたヤクルト村中恭兵投手(23)が、右脇腹痛で長期離脱する可能性が出てきた。前日の阪神戦の1回2死、四球を出した場面で痛みを訴えて途中降板。2日、都内で診察を受けた結果「右脇腹肉離れ」で全治4週間と診断された。伊藤投手コーチは「脇腹は時間がかかる。治ってから、またつくり直さないといけない」と話し、回復次第では前半戦中の復帰が難しくなる可能性が出てきた。

 神宮クラブハウスを訪れた村中は「まだ気持ちの整理がついていない…」とうつむいた。脇腹を痛めるのは初めてで、通常生活でもまだ痛みがある状態。「せっかくチームがいい状況なのに申し訳ない。場所が場所だし、急ぎたいけど、急げない」と絞り出した。

 首位を走るチームに思わぬ暗雲が漂う。当面は先発5枚予定で、代役は2年目左腕の中沢が務める。「しっかり結果を出して、先につながるようにしたい」と話した。