<巨人1-2ソフトバンク>◇25日◇東京ドーム
巨人の「1点症候群」が深刻になってきた。脇役と主軸がかみ合わない。3試合連続で得点は1点だけの3連敗。3カード連続で初戦を落とした。発端は1回だ。1番大田泰示内野手(20)、2番藤村大介内野手(21)と若手の連打で無死一、二塁。3番坂本は初球バントを成功させた。だが、そこから1本が出ない。ラミレス、阿部が抑えられた。煮え切らない攻撃は、得点シーンでも表れる。5回だ。2死から大田が初球をたたき、左中間を破る二塁打とし、藤村が初球を適時中前打。1点を奪い、反撃と思いきや、坂本は三振に倒れた。
ベンチは1点を奪うため、1回に坂本に犠打を命じた。きっちり決めたものの、そのバントを合図に主軸の積極性が薄れた感じだ。5回、7回の坂本は、走者を置いての初球ストライクを見逃した。見逃しが悪ではないが、らしくない打撃に映る。ラミレスは1安打、阿部は2安打を放っているが、打線全体では淡泊な攻撃に終始した。この日は左腕和田対策で大田を1番に起用したが、原監督は「右でも行けってか?
今日の、1発で仕留めた思い切りの良さが、今、ジャイアンツに必要なところだから。そういう点では、いい印象ですね。打線が明日以降、爆発するでしょう」と苦笑い。主軸の覇気のなさを暗に指摘した。【金子航】




