<西武4-1巨人>◇1日◇西武ドーム

 完敗だ。巨人が西武涌井から3安打しか打てずに「1点打線」に逆戻り。7回は無死一、二塁としながら、ラミレス、阿部が凡退し、無得点に終わった。原辰徳監督(52)は「いいピッチングをされましたね。7回、あの場面でうちの一番の主軸が倒れた。あれが今日のすべてでしょうね」と、潔く、相手エースに脱帽した。最大のチャンスでクリーンアップが打てなかった。その結果を受け入れるしかない。

 「涌井は走者を出して勝負どころで力が入る」と吉村打撃コーチが指摘するように、7回のラミレスも、術中にはまっての右飛凡退だった。ただ、苦しんでいるのは、この日に限ったことではない。交流戦は、得点圏に走者を置いて14打数3安打、打率2割1分4厘とブレーキは続いている。ラミレスは「防御率1点台の投手が十数人いたり、打率を落とす打者が増えているのは、偶然ではない」と、統一球の影響が如実に出ていると話す。さらに「今年は20勝投手が3人くらい、30本塁打を超えるのは3人くらいだけだよ」と大胆予言。「僕がその3人に入れるように頑張るよ。東京ドームで、勝ちましょう」と、明日3日からの本拠地・楽天戦に気持ちを切り替えていた。【金子航】