戦線離脱していた巨人高橋由伸外野手(36)と亀井義行内野手(28)が、今日11日オリックス戦でスタメン復帰する。2人は10日、甲子園球場で行われた全体練習に合流。高橋由は左肋骨(ろっこつ)骨折、亀井は右手薬指骨折の影響を感じさせない動きを見せた。高橋由は5番左翼が有力だ。

 室内練習場で行われた2人の打撃練習を見守る首脳陣の中に、原監督の姿はなかった。指揮官は「彼らはできるものと思っている。調子の良くない者がいるから、そっちの方をね」と、坂本と長野に熱血指導を続けた。前日9日のイースタン・リーグ横浜戦では高橋由が1安打1打点で、亀井は3安打1打点。見るまでもなく状態が万全だということで「スタメンのつもりでいます」と明言。岡崎ヘッドコーチは「(高橋由は)クリーンアップになると思います。2人とも力のある選手。帰ってきて厚い戦力で戦えると思う」と、4連敗で重苦しいチームを救う起爆剤にとの期待感を口にした。

 首脳陣の思いに応える準備はできている。4月26日ヤクルト戦以来の復帰となる高橋由は状態は万全かと聞かれ「そりゃ当然」と笑顔。先月14日広島戦以来の1軍復帰となる亀井も「余計なことを考えずしっかり準備して頑張ります」と短い言葉に覚悟を込めた。

 今季の巨人は、開幕前の阿部に始まり、離脱者が続出した。現在、借金は今季最多の4まで膨らんだ。しかし今日、高橋由と亀井が復活したことで、ようやく役者がそろう。残り100試合、大阪の地で反攻の幕が開く。【浜本卓也】