2軍調整中の中日朝倉健太投手(30)が右肘手術のため今季中の復帰が絶望的になることが8日、分かった。患部に慢性的な痛みやしびれを抱えており、今週中にも遊離軟骨除去手術を受ける。

 今季は開幕こそ1軍で迎えたが、2試合に登板して0勝1敗、防御率は9・00と本来の力を出せずにいた。7月10日に出場選手登録を抹消されて2軍調整。同27日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(ナゴヤ球場)を最後に登板していなかった。来季以降も見据え、シーズン中の手術を決断したようだ。

 8日、ナゴヤ球場に姿を現した朝倉は、屋内練習場のトレーニング室で軽く体を動かしただけで練習を引き揚げた。