楽天三木谷浩史球団会長(46)が16日、ディー・エヌ・エー(DeNA)の球界参入について、拒否の姿勢を明確に示した。視察した岡山・倉敷秋季キャンプで記者団の質問に応じ「単刀直入に、不適格だと思う」と述べた。グループ総帥が反対の意向を明らかにしたのは初めて。
三木谷会長は、DeNAを球界の新たなパートナーとして認めない根拠を論理的に指摘していった。
(1)プロ野球団を保有する意義とDeNAの資質
「社会的な貢献性に加え、夢を与えるという、興行以上の責任がある。私はハッキリ言わせて頂くが、モバイルゲームを、正々堂々と胸を張ってプロモーションしていくのか。(球界の)ブランド価値が下がる」。
(2)世論
「ヤフーが行ったアンケートで、7割以上の方が、参入はふさわしくないと回答している」。事実、ヤフーサイトが10月20日から同30日まで行ったアンケートで、回答9万3788人中73%が「DeNAはNO」のジャッジをしている。
(3)議論なき決定への危惧
「承認された後で決めるべき事が、あらわになっている現状。何となく、仕方ないから、はダメ。後から後悔しないように。島田(オーナー)の判断になるが、球団トップの方に『意見を交換し、真剣に考え判断しよう』という働き掛けをすると思う」。
今月中の実行委員会、12月1日のオーナー会議に向け投じた一石。「理論的に考え、難しい」で結んだ。



