巨人の渡辺恒雄球団会長(85)を企業統治の観点から批判し、球団代表を解任された清武英利氏(61)が25日、東京都内で記者会見を開いた。
-外国人特派員記者クラブで会見しているが、外国人記者が少ない
清武氏
多くの方が関心を持っていただいていると思う。ヤンキースにいる友達も心配している。会見場がないのと、米国の球団の方にも分かってもらいたいという気持ちがあり、ここを選ばせていただいた。
-ほかに鶴の一声は
清武氏
これまでも近いものはありました。しかし今回、我慢できないと思ったのは選手、コーチに関係することだから。今回、岡崎ヘッドが降格された場合、誰かがはみ出す。そうなると2軍のコーチはどうなるのか。私は江川さんを大変尊敬している。しかし強引に入れることで、すでに2軍のコーチには内示をしたので組織の崩壊につながる。
-渡辺氏がコーチ人事に関して民主的に話を持ってきたらどうだった
清武氏
コーチ人事を内示する前なら協議する対象になったと思う。人事に異議があれば報告した時に「CSに負けたら白紙もある」と一声あっても良かったのではないか。
私の方から1つだけ、お話ししたい。解任の理由の1つに不当なポストを要求したとあるのは大変心外。ある先輩から休日に電話があった。その先輩に「渡辺会長は名誉ある撤退はできないのか?」「巨人の取締役会長から退けないのか?」と聞いた。渡辺さんは04年にオーナー退任後、すぐに会長に復帰した。今回もし会長を退いても、まだ戻ってくるかもしれない。だから、誰かがチェック役にならなくてはならない。私が監査役として残る覚悟はあると申し上げただけ。それも雑談の中で。それをポスト要求とすり替えて言うのは、言い掛かりに近い。
-中にいる時になぜこのようなことが出来なかったのか
清武氏
ご批判はあるかもしれないが、私たちにとって、もし「君は破滅だ」「破局だぞ」と言われるのは恐怖じゃないでしょうか。サラリーマン社会においてはそれは恐怖の言葉であります。読売新聞社、巨人軍の中においてなかなか声が出すことはできないというのは、最高実力者に対する畏怖があると思う。しかし私は今回、自分の職を賭して唯一の誇りはコーチたちを守ることができた。今は満足しています。




