巨人の08年ドラフト1位・大田泰示内野手(21)が、来季から外野手登録に変更することが27日、分かった。期待の大型三塁手として入団したが、今季途中から出場機会を増やすべく外野にも挑戦していた。この日、沖縄での自主トレを打ち上げた大田は「外野手でしっかり頑張っていきたい」と強い決意を口にした。

 外野手適性は原監督のお墨付きだ。「8番打者でのびのびと育てたい。『8番レフト』でいけたら」との構想を披露。早くも08年に「8番二塁」から駆け上がった坂本の姿と重ねている。大田は188センチ、91キロと大柄ながら「守備は今年、良くなった。脚力と肩の力は素晴らしい。外野では躍動感があり、水を得た魚のごとくプレーしている」と絶賛するほどの躍動感を持つ。それだけに、能力開花でラミレスが抜けた左翼手に、との期待は高い。

 大田はすでに外野手用グラブを新調し、「目標はソフトバンクの秋山監督」と意欲を見せる。1月には阿部らのグアム自主トレに初参加する。「そこでいろいろ教えてもらうために準備しないと『何やってたんだ』となる」と、沖縄では1日4~5時間、約400スイングに筋トレと体をいじめ抜いた。「差を埋められるように頑張るだけです」。来季、未完の大器が外野1本で左翼のレギュラー取りに挑む。【浜本卓也】