昨季のセ・リーグ最多勝の巨人内海哲也投手(29)が2日、辰(たつ)年に竜キラー襲名を宣言した。昨季、中日に3勝2敗と勝ち越したが「監督は代わっても選手は変わっていない。和田さん、ブランコ、谷繁さんと苦手な打者が多い」と警戒。セ王者封じは日本一への重要ポイントなだけに「竜キラーになれたらいいと思います」と誓った。

 頭の中はしっかり切り替え、新年を迎えていた。1日、京都・京田辺市内で始動。好例の元日トレは「苦手をなくすためにも、こういう練習をやったという後ろ盾が必要」と約3時間、ダッシュや筋トレなどで容赦なく体をいじめ、遠投も約70メートルまで距離を延ばした。まもなくグアム自主トレに出発するが「体も仕上がっている」と、さらなる鍛錬への準備も万端だ。

 誰もが認める「エース」として12年を迎えた。それでも「まだまだでしょ」と自認はしない。「絶対に取らないといけない」と誓う日本一まで妥協せずに上り詰めていく。【浜本卓也】