ロッテ唐川侑己投手(22)が28日、初の開幕投手に名乗りを上げた。3月30日の楽天との開幕戦は2年連続開幕投手の成瀬が筆頭候補。だが西村監督は、昨季チーム最多の12勝をマークした唐川の抜てきについて「それはもちろんある。昨季はケガがなければ15勝。今年は最低でも15勝してほしい」と認めた。その発言を伝え聞いた唐川も「開幕投手をやりたい思いはある。まだ決まっていないなら、誰にでもチャンスはある」と堂々と言った。
キャンプ前から開幕投手が内定しているチームもある。西村監督は就任以降、開幕約10日前に本人に通達する形式を取ってきた。直前の故障など緊急変更に備え、先発陣の緊張感を保っておきたい。だが実際は「自分の中で決めていたのは早かった」と振り返った。今季は本命だった成瀬に対抗馬の唐川が加わり、即決できない。キャンプ、オープン戦を通して開幕投手レースが繰り広げられる。
唐川はこの日は地元の成田山新勝寺でチームの必勝祈願に出席。同寺の職員でもある父義明さんが見守る前で今季の活躍を誓った。「去年は2ケタ勝ったけど、そういう意味でも今年は大事な年になる」。開幕投手争奪戦は、エースへの通過点になる。【広重竜太郎】



