巨人は24日、朝日新聞が3月15日付朝刊で報じた「巨人、6選手に契約金36億円

 球界申し合わせ超過

 97~04年、計27億円分」の記事に対し、朝日側に質問状を送った。球団は報道を受け謝罪文掲載を求めたが、朝日側は正当な取材活動に基づいた記事と返答していた。改めて、質問状に対して5日以内の回答を求めた。概要は以下の通り。

 ◆2001年6月の実行委で「標準額であり、上限額ではない」と確認されている

 ◆最高標準額は、あくまでも入団初年度に支払う金額に関するルールである、というのが球界の認識

 ◆記事化に際し、NPB関係者に対し取材をしたのか

 ◆記事中の選手6人のうち、少なくとも2人について、契約金として報道した金額を合意した契約はなく、明らかな誤報

 ◆選手の実名をあげて写真付きで報道する価値があると考えた理由

 ◆「内部資料」が本物(原本コピー含む)であれば、情報提供者が、違法な手段で取得した資料に依拠した報道について、どう考えるか

 質問は12項目の箇条書きで詳細に及んだ。朝日新聞に対し、それぞれ見解を求めている。