てっぺんが早くも見えてきた!?

 巨人が9連戦を「勝ち越しペース」で締めくくる。9日、先発投手陣は川崎市内のジャイアンツ球場で調整。チーム本体は今日10日の広島戦に向け、大阪へ移動した。前半戦最後の3カード9試合を2勝1敗で乗り切れば貯金は20に到達。貯金20以上の前半戦ターンは過去16度あり、すべてリーグ優勝している。序盤戦は貧打に苦しめられ一時は0%とも言われた「V率」が、文字通りのV字で回復を見せてきた。

 この日までに前半戦を締めくくるにふさわしいローテーションも固まった。右肩痛で2軍調整していた宮国が8日のイースタン・リーグ、ロッテ戦で5回4安打1失点(自責点0)の好投。谷間になる15日の中日戦が復帰登板になる見込みで、川口投手総合コーチも「宮国に関しては前半戦は1試合だけ投げてみて後半戦にと。楽しみだね」と、ゴーサインを出した。開幕からローテーションを守る、内海、沢村、杉内、ホールトンに、先月下旬に復帰したゴンザレス、最後のピースとして宮国が加わる。

 「V率100%」の条件になる2勝1敗-。4月20日からのヤクルト3連戦を最後に、ここまで23カード連続で負け越しがなく、もはや盤石とも言える。だが、チーム内に油断も慢心もない。岡崎郁ヘッドコーチ(51)は「1つ勝つのだって簡単じゃない。星勘定なんてできない。我々は1戦1戦を勝てるように戦う。9試合勝つつもりで戦います」と断言。常勝軍団にふさわしい首位ターンを決めてみせる。【為田聡史】