エースが行く!!

 巨人内海哲也投手(30)が、今日28日からの2位中日との3連戦の3戦目に中5日で先発する。左肩違和感で2軍調整中の杉内不在の影響もあり、登板間隔が1日早まった。27日、川崎市のジャイアンツ球場で調整した内海は「マジック対象チームとの試合で投げられるのはうれしい。チームの勝利が一番。完投というよりは、まずは、6回、7回までしっかり投げて、中継ぎにつなぎたい」と、気合を入れた。

 秋田、盛岡、郡山で開催される「みちのく3連戦」首位攻防。2年目沢村が先陣をきり、ルーキー江柄子がつなぐ。アンカーを任される内海が畳み掛けて竜に引導を渡す。川口投手総合コーチも「(内海は)屋台骨を支えている。彼の働きがチームに影響するのは間違いない。(中5日でも)うまく調整してくれるでしょう」と、頼れる左腕に全幅の信頼を寄せた。

 過去苦手とされていた夏場も完全に克服した。7月16日阪神戦から無傷の6戦5勝。8月の月間MVPを視界に捉えるぐらい調子はいい。「今年は暑いままの方が僕にとっていいですね。『夏男』とまではいっていないけど、『夏ダメ男』返上くらいかな」と、ジョーク交じりに話した。

 今季、中日戦での登板は4月12日の1戦のみだが、8回2失点で今季自身初勝利をマーク。クライマックスシリーズでも対戦する可能性が高いライバルとの一戦を前に「そういうものを見据えた投球をしたい。自分なりの今年のピッチングを見せたい」。エース内海が首位をぶっちぎる巨人の象徴になる。【為田聡史】