今季限りで現役を引退した前ヤクルトの宮本慎也氏(43)が5日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ、来年1月から本紙評論家として活動する契約を結んだ。

 引退後はこれまでお世話になった人たちへのあいさつ回りや、ヤクルトの球団行事などに参加。多忙な日々を送り「まだまだ年内は忙しい日が続きますが、少しずつ落ち着いてきましたよ。もう練習をしなくていいと思いながら過ごしていると、引退したんだなぁ、って実感してきます」と笑顔で話した。

 野球評論家として再出発することについて「来年からは、日刊スポーツの評論家として、野球の面白さや素晴らしさを伝えていくために頑張ります。これまで学んできた野球の知識や経験をうまく伝えていければいいですね」とやる気を見せていた。