新パフォーマンスは“アナコンダ”に決まりだ!

 DeNAのトニ・ブランコ内野手(33)が21日、シート打撃で三浦、久保の主戦級から、いずれも推定140メートルの特大弾をかっ飛ばした。2スイングで2本塁打と精度も高く、ゆっくりダイヤモンドを回って本塁を踏むと、両手を尻から上に高々と挙げ「アナコンダ!」と叫んだ。ブランコは「球場が盛り上がるなら、やる。相手への挑発にならない程度にやっていきたい」とご満悦だった。

 新ポーズ誕生は中畑清監督(60)の発案だった。キャンプ中のトイレで2人並んだ際に、「アナコンダ」のネーミングとともにひらめいたという。中畑監督もお気に入りで「いいポーズだ」。ブランコも「監督が明るい性格だし盛り上がるならやっていきたいよ」とノリノリだった。

 パフォーマンスを広くファンに知ってもらうためにも、代名詞である本塁打は欠かせない。今キャンプからバレンティン(ヤクルト)モデルのバットを使用しており、「打球が飛ぶようになったと感じる。全てがバットのおかげではないけど、いろいろ試していきたい」と手応えを感じている。新バットに新ポーズ。世界最大級のヘビにあやかり、今季も特大アーチを量産する。【細江純平】