日本ハム中島卓也内野手(23)が自炊生活で単身のオフを乗り切る。20日、札幌市内の室内練習場で自主トレを行った。現在は自宅がある札幌に拠点を置く。難題は食事面だが、不安を打ち消した。「米は炊いています。炊飯器はあるので。夜は外食ですけど朝くらいは」と力説。朝食用に寝る前に炊飯器のタイマーをセットするなど手慣れたもの。「米さえ食べておけば大丈夫」と男らしく、不安を一掃した。

 栗山監督に続いて「料理男子」の道に少しだけ踏み込んだ。きっかけは、行きつけの店で偶然知り合った紳士。「いい米があるから送ってあげるよと言われて、本当に送ってくれました」と約5キロもプレゼントされた。シーズン中は外食で通してきたが一念発起。手の込んだ料理はできないが「卵かけご飯や、なめ茸で十分いけます」。マイ炊飯器を積極的に活用してしっかり体調管理に努める。