日本ハム田中賢介内野手(27)が15日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸1億4000万円でサインした。今季はチームでただ1人、全144試合、フルイニング出場。打率こそ3割に届かなかったものの、チーム状態に応じて1、2、3番の打順を務めて2割9分7厘、9年目で自身シーズン最多11本塁打をマークした。球団は守備面を含めて安定した成績で1年間、貢献したことを評価。自身初の1億円の大台突破で、チーム日本人野手では稲葉に次ぐ高年俸選手になった。新選手会長にも就任し、名実ともにチームの顔になった田中は「自分が思っていたよりも評価をしてもらった」と納得していた。(金額は推定)