同級1位の徳永幸大(25=ウォズ)が、待望の日本王座を獲得した。同級2位の杉崎由夜(28=角海老宝石)を8回2分24秒TKOで倒した。

 地元京都から訪れた応援団の前で、徳永がラッシュを仕掛けた。8回に左アッパーから左右の連打を繰り出しスタンディングダウンを奪うと、続けざまにパンチを浴びせて勝利をもぎとった。

 身長179センチの体から打ち下ろす右ストレートは威力十分。「何とか勝つことができた。ずっと欲しいと思ってたんで取れて良かった」と、満面の笑みを浮かべた。徳永の戦績は15勝(10KO)2敗となった。