大相撲の元大関把瑠都で、31日のRIZINファイティングワールドGP(さいたまスーパーアリーナ)に出場するバルト(30=エストニア)が11日、都内の高田道場で公開練習を行った。

 対戦相手もK-1で活躍したジェロム・レバンナ(42=フランス)に決定。コーチ役の小路晃氏と、試合と同じ3分3ラウンドで、縄跳び、実戦、サーキットトレーニングに汗を流した。また、相手を確実に仕留める3つのワザも披露。突っ張りのようにパンチを繰り出しながら前進する「バルトトレイン」。怪力で持ち上げる「バルトクレーン」。倒れた相手を拳で仕留める「バルトハンマー」。リングネームも、大相撲時代の把瑠都ではなく「バルト」にした。「3ラウンドまで戦うことは考えていない。KOか1本かはそのとき次第」と強気のコメントをした。