プロボクシングのWBC世界ミドル級5位村田諒太(30=帝拳)が、早めの仕上げでプロ第9戦に臨む。30日に中国・上海で行われるWBCスペイン語圏同級王者ベガ(アルゼンチン)戦に向け、20日は都内のジムで約2時間の練習を行った。

 アマ時代から豊富な海外での試合経験を持つが、上海は初めて。気温も低く「向こうでどれぐらい練習が出来るかも分からないし、体重も早めに落とすようにしている。完全に仕上げた状態で日本を出発したい」と話した。ほぼ隔日でスパーリングも消化しており「順調な調整が出来ている」と手応えを口にした。