ボクシングの辰吉寿以輝(19=大阪帝拳)が、プロ4戦目(27日、東和薬品RACTABドームサブアリーナ)を翌日に控えた26日、大阪市内で前日計量に臨んだ。

 勝てば6回戦に昇格する試合を前に、契約ウエート56・5キロを200グラム下回る56・3キロで一発クリアした。

 ただノンタイトル4回戦で対戦する三瓶(さんぺい)一樹(24=ワタナベ)が、付添人の寝坊もあって計量開始時間に15分遅れて登場。約10キロの減量を行っていた寿以輝は5分間、待たされる形となった。19歳はイライラした様子で「だいぶ(頭に)きましたね」と顔をしかめた。「試合でイライラをぶつけるのか?」と質問されると「倒しにいきます。どっちにしてもそうなるので」とKOを宣言していた。