異色のK-1ファイター城戸康裕(33=谷山ジム)が25日、都内で公開会見に臨み、70キロ世界王者マラット・グレゴリアン(25=アルメニア)との対戦に言及した。

 城戸は前夜の「K-1 WGP 2016」(東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)で渡部太基(28=Golden Globe)と対戦。3回にダウンを奪って、3-0で判定勝ちした。

 「お客さんにすごい一体感がある」と、城戸は初参戦した新生K-1の盛り上がりに驚き、気を良くした。

 気になる次の対戦相手については、前東京都知事の会見をまねて「第三者の意見を聞いて決める」と笑わせたが、「皆さんの要望があれば、30代後半になる前にグレゴリアンとやる」と宣言。盛んな拍手を浴びた。