世界ボクシング機構(WBO)女子ミニフライ級王者の池原シーサー久美子(32=フュチュール)が13日、現役引退を表明した。

 東京・後楽園ホールで行われた女子ダブル世界戦の前に引退式に臨み「子どもも欲しいし、けがもしっかり治したい。子どもが生まれてパワーがあればママさんボクサーも考えるが、まず一区切り」と述べた。

 アマチュア時代の2008、10年に世界選手権出場。12年にプロデビューし、14年9月に同級王座に就き、4度の防衛に成功した。