WBO世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦は突然の幕切れを迎えた。

 王者池山直が徐々に攻勢を強めた6回に、挑戦者で元WBA世界女子ライトミニマム級王者の宮尾がスリップ。その際に右脚を痛め、1度は続行したが、池山のパンチで倒れ込み、TKO判定となった。国内最年長王座記録を自ら更新した47歳2カ月の公務員ファイターは「パンチが当たりだしたところで…」と不完全燃焼に終わった。