京都・島津アリーナで31日に行われるボクシングのダブル世界戦の予備検診が29日、京都市内で行われ、WBA世界フライ級王者井岡一翔(27=井岡)と暫定王者スタンプ・キャットニワット(18=タイ)、IBF世界スーパーバンタム級王者ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)と、同級5位小国以載(28=角海老宝石)の4選手とも異常はなかった。

 4度目防衛に臨む井岡は、9歳年下のスタンプとの対戦に「年の差は感じますけど、僕が年老いた実感はない。自分も勢いがあると思うし、特に気にならない」ときっぱり。「後半にかけてKOできるようにやっていきたい」と落ち着いた表情で勝利を誓った。