ミルコ・クロコップ(42=クロアチア)が、昨年ファイティングワールドGP王者キング・モー(35=米国)を破り、準決勝に進んだ。

 クロコップは1回、モーの巧みな攻撃に押し込まれた。しかし、2回にモーのタックルをかわし、コーナーに押し込めると左フックで倒した。さらに、倒れたモーに左のパンチ3連発を見舞いTKO勝ち。試合後はリング上で「大みそかにバルトをたたきのめすのを見に来てください」とマイクアピール。06年PRIDE無差別級GP以来の日本での優勝に自信をのぞかせた。