東京スポーツ新聞社制定16年度プロレス大賞の授賞式が19日、都内のホテルで行われた。

 制御不能ユニット「ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン」で大ブレークしMVPに輝いた新日本プロレスの内藤哲也(33)は「誰がどう考えても16年のMVPはオレ。当然の結果。17年は、2年連続MVPとベストバウトのダブル受賞を目指します」と鼻息荒く語った。

 年間最高試合ベストバウトを受賞した新日本のIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)は、テレビ朝日森葉子アナウンサーとの真剣交際の話題を振られると苦笑しながら「17年は、しっかりプロレスで盛り上げていきたいと思います」と話すにとどまった。

 全日本プロレスから4年ぶりの殊勲賞受賞となった3冠ヘビー級王者宮原健斗は「光栄な賞をいただきありがたい。17年は最高の年にしたい」と話した。11年ぶり2度目の敢闘賞受賞となったノアの中嶋勝彦は「11年間死にものぐるいでプロレスをやってきてよかった。心が救われた。GHCヘビー級王者としてノアを引っ張っていきたい」と決意を語った。