20日にボクシングのWBC世界ライトフライ級王座をつかんだ拳四朗(25=BMB)が26日、同じ会場で世界戦を戦った村田諒太(31=帝拳)について口を開いた。

 村田はWBA世界ミドル級王座決定戦でプロ初黒星を喫したが、疑惑の判定でWBAが25日にジャッジ2人の処分と、アッサン・エンダム(フランス)との直接再戦指令を出す事態に発展している。拳四朗は「試合は見ていなかった。周りの反応や、会長の反応で、村田さんが勝っているような感じはしていた」と語り、複雑そうな表情を見せた。

 この日は、母校の関大(大阪・吹田市)で王座獲得報告会に出席した。