プロボクシング元東洋太平洋フライ級王者の小松則幸選手(29)が13日に滋賀・大津市内で急死したことを受け、所属のグリーンツダジム関係者が14日、大阪市内の同ジムで会見した。津田セツ子会長(64)はまだショックを隠せない様子で「うそであってほしい。今でも信じられない」と話した。

 小松選手は来月13日に「亀田3兄弟」の次男大毅(亀田)との試合が決まっていた。小松選手の専属マネジャーでもある本石昌也マネジャー(33)は「次こそラストチャンスと私も小松も意気込んでいた」と無念の表情。来月3日の同ジム主催の興行(大阪・阿倍野区民センター)は予定どおり開催される。

 小松選手の通夜は15日に、葬儀・告別式は16日に行われる。