<新日本:G1クライマックス開幕戦>◇6日◇東京・後楽園ホール◇観衆1900人

 メキシコ流プロレス「ルチャリブレ」での3年ぶりG1制覇を狙う棚橋弘至だったが、初戦でカール・アンダーソンに苦杯を喫した。得意技のハイフライフローで仕留めにかかったところを迎撃され、14分34秒にエビ固めを決められた。まさかの黒星発進に、棚橋は「まさかなー。完全に勝てる相手だった。くそっ」と悔しさをあらわにした。それでも「まだまだ巻き返せるでしょ。心配すんなって、大丈夫だから」と、気持ちを切り替えていた。