第6試合のスペシャルタッグマッチに、今年7月に引退するタイガーマスク(新日本プロレス)が登場。タイガーは拳王とタッグを組み、丸藤正道&アレハンドロと対戦。最後は12分12秒、タイガーがタイガードライバーでアレハンドロから3カウントを奪って勝利した。

かつてタイガーと拳王はGHCジュニアタッグ王座をめぐってノアのリングで抗争を繰り広げたこともある。この日の試合後、マイクを握ったタイガーは「以前、ノアさんの方に出させていただいた時はこんな温かい声援は…もういつもブーイングで、正直、虎ウマでした」と話して、ノアファンに感謝。そして、そのタイガーとタッグを組んだ拳王がバックステージで少年時代のエピソードを披露した。

拳王は「ノアのリングではGHCジュニアタッグを巡って抗争してたけど、俺が少年時代、ファンの頃、みちのくプロレス、年に1回の楽しみの大会、その大会でメインで新崎人生とタイガーマスク戦。今でも覚えてるよ。俺がその試合、楽しみすぎて、前半戦の試合で選手を激しく触り、胸ぐら捕まれ、メインの前に強制退場させられたこと」と話し、ファンだった少年時代に故郷徳島にやってきたみちのくプロレスを観戦に行った時のことを回想。拳王は、タイガーマスクが出場するメインイベントの前に、他の選手に激しく触ったため会場から退場させられ、メインが見られなかったと告白した。

そして「あの試合は本当に生で見たかったな。それぐらい大好きなタイガーマスクと最後に組めて本当に良かった。あの2001年3月1日、徳島市立体育館、みちのくプロレス大会。この悔しさが少し晴れたようだ。ほんと今日はうれしかったな。あの時の中栄少年にも伝えてあげたいよ」と話し、まだ拳王になる前、中栄大輔だった頃へ思いをはせていた。