WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(ワタナベ)が予備検診でも鋭い表情を崩さなかった。18日、東京都内で行われた20日の2度目の防衛戦(さいたまコミュニティアリーナ)に向けた予備検診で、挑戦者の同級5位ロイ・ムクリス(インドネシア)と対面。14日の公開練習にサプライズ乱入された時と同様に、内山は「慣れるのが嫌。ピリピリした状態で(試合に)持っていきたいので引き締めたい」と厳しい表情を崩さなかった。

 予備検診結果では、5月の初防衛戦よりも胸囲が6センチアップの98センチとなるなど、肉体面での成長を示していた。