JWPのコマンドボリショイが1年前の約束を盾に後楽園ホール大会(23日)にDDT、大日本の選手を参戦させることを認めさせた。9日、DDTの高木三四郎社長、大日本の登坂栄児社長を呼びつけ「1年前の約束を覚えてますよね?」と参戦要求。ボリショイは10年12月31日の年越しプロレスで開催した8選手による団体代表ワンナイト・トーナメントで優勝し「他の団体の選手に好きなことを要求できる」という条件を手にしていた。約1年後となった次回の後楽園大会で行使し、ボリショイプロデュースのバトルロイヤルに男子選手を参戦させることを迫ったが、社長2人は「そんなことありましたっけ?」ととぼける。しかし、最後は「私はキャリア23年。あなたたちは?」と縦社会に厳しいプロレス界の掟を突きつけ、高木、大日本2選手の参戦を認めさせた。今後はトーナメントに参戦していた他の団体にも参戦を求めていくという。