<ノア:ザ・ファースト・ナビグ>◇17日◇ラゾーナ川崎プラザソル◇7試合

 前GHCヘビー級王者・杉浦貴(41)と元王者・丸藤正道(32)の2人が、GHCタッグ王座に照準を定めた。昨年11月に丸藤のけがから7カ月ぶりの復帰戦でシングル対決。勝った杉浦がタッグ結成を持ち掛けた。剛の杉浦、柔の丸藤のコンビは、負けなしで勝ち進んでいる。

 GHCタッグ王座は22日の大阪大会で、新日本のバーナード、アンダーソン組に、秋山準、斎藤彰俊組が挑戦予定。07年に王座に就いたことのある杉浦、丸藤組だけに、勝者への挑戦資格は十分だ。この日は、GHCヘビー級王者・潮崎豪(29)と佐野巧真(46)組と対戦。18分6秒に杉浦が前方首絞めで佐野からギブアップを奪った。

 丸藤は「納得いかないのは、今日、杉浦貴が目立ちすぎたこと(笑い)。俺のコンディションが(杉浦に)追いついたときに、すごいことになる。ただ、相方が浮気性なのが心配」。杉浦は「プライベートでは浮気性だけど、プロレスではそんなことない」と“丸藤愛”を強調していた。