世界ボクシング協会(WBA)スーパーウエルター級元暫定チャンピオン、石田順裕(グリーンツダ)が日本ボクシングコミッション(JBC)に近く引退届を提出し、JBC未公認の世界ボクシング機構(WBO)ミドル級王座に挑むと10日、所属ジムが発表した。

 石田は王者側からオファーを受けたが、現状では挑戦できないためJBCライセンス返上を決めた。5月1日に敵地モスクワで王座奪取を狙う石田は「引退届を出すことで日本のリングには上がれないが、海外でタイトルを取ってさらに飛躍したい」とコメントした。