<WAVE>◇12日◇大阪ムーブ・オン・アリーナ◇観衆275人
旗揚げから5年に渡り、大阪ムーブ・オン・アリーナで定期興行を続けてきたWAVEだが、移転により現地での開催はあと2回で終了となる。
大阪府八尾市出身のGAMI(43)が、同所への感謝を口にした。今大会は過去4年にわたり繰り広げられた「Catch
the
WAVE」覇者によるタッグマッチ。09年桜花、10年GAMI、11年華名、今年の栗原と歴代の波女が集結した。
試合前の抽選により、GAMI、栗原あゆみ組と桜花由美、華名組というタッグマッチに決定。華名と桜花は敵対していることもあり連携はギクシャク。一方GAMIと栗原は時折組む機会もあり、連携もスムーズに決まる。栗原が卍固めを決めるとその隣でGAMIがコブラツイストを披露する場面も見せた。
覇者4人の戦いとあって実力は互角。あっという間のドローに終わった。
GAMIは試合をふり返り、「私たち強敵(の中)から勝ち上がったのでなかなか負けることはありません。この続きはまた別の形で…」と、次なる企画を示唆した。
さらに10月末で閉鎖となる現ムーブ・オン・アリーナに対し、「こんな弱小団体が5年持ちました。大阪の皆さんには旗揚げからずっと来ていただいて温かい目で見ていただいてきました。ムーブ・オンも10月で終わりますが、次のムーブ・オンもまた満員にして、それから府立第2を満員にして、そして府立の大きいところ(ボディメーカーコロシアム)を目指したいですね」と今後の大阪での抱負を述べた。