7日のWBA世界バンタム級タイトルマッチで6度目の防衛に成功した亀田興毅(26=亀田)が一夜明けた8日、大阪市内で会見を開いた。

 前夜は苦手なサウスポー相手に苦しみ、2-1の辛勝で何とか防衛。腫れた両まぶたを隠すようにサングラス姿で現れた王者は、試合後と同様に「納得できる試合ができへんかった。申し訳ない」とファンに向けて謝った。さすがに言葉に張りはなく「圧倒する試合を見せられなくて悔しい」とポツリ。今後は、7月までに次戦を開催する予定。「これで終わりじゃないから。なんぼでも変わっていけるし。これで終わるような人間じゃないから」と自らに言い聞かせるように話した。