あの洋介山がサップを相手に有終のKOを狙う。重量級ボクサーから格闘家になった西島洋介(40)が、11月17日に熊本・益城町総合体育館でのLEGEND4で、ボブ・サップ(38=米国)との引退試合に臨む。13日に都内で発表した。

 西島はシューズを履き、キックなしの特別キックボクシングルール。「40歳でけじめをつけたい。最後はボクサーで終わりたかった」とこだわった。

 90年代に国内唯一のヘビー級を売りに話題となり、96年には東洋太平洋クルーザー級王座に就いた。実戦は09年の大みそか以来となるが「(格闘技で)7連敗して休憩していた」という。「追い込んで根性をつくって、最後はKOします」と宣言した。