<プロボクシング:東洋太平洋スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇25日◇東京・後楽園ホール

 王者チャーリー太田(31=八王子中屋)がKOで8度目の防衛に成功した。同級1位沼田康司(29=トクホン真闘)との強打対決。序盤からショートの連打でポイントを稼ぎ、6回に右ストレートからの連打でダウンを奪った。9回にも連打で2度目のダウン奪うと、沼田がついに座り込み、2分40秒KO勝ち。

 「初回に左拳を痛めてスローになったが、ペースはつかんでいた。沼田の頭は硬かった」と苦笑い。途中ぐらつく場面もあったが「ダメージがあったふりをしてカウンターを狙った。沼田のパンチはハードだが同じパンチで分かった」と余裕を強調した。今後に向けては「ビッグマッチ、世界戦をやりたい」と願った。